内容的には影丸キャラ大事典と同じですが、一応このページにも設置しとこうと(^^ゞ
単に好き好き言ってるだけでは芸がないので(笑)極私的カジ参謀妄想語り(爆)っす
なお、市販の出版物のカジ参謀論では、
辰巳出版の「ウルトラセブンイズム」で
矢的八十郎氏が書かれた「地球を愛した批判者たち」がベスト
だと思います(^_^)


■ キャラクター名

カジ隊員/カジ参謀
あの時誓ったんだ・・君の死を無駄にはしない・・俺は必ず這い上がってみせる・・そしてその為なら・・例え自分がどうなろうと・・・決して後悔はしない、って・・・

■ 作品名

平成ウルトラセブン
  TVスペシャル
    「太陽エネルギー作戦」
    「地球星人の大地」
  ウルトラセブン1999最終章6部作


■ キャラ紹介

フルハシを隊長とする、第二期ウルトラ警備隊の隊員。隊長を敬愛し、明るく素直で正義感に溢れた好青年だったが、異星人との大規模な戦闘時に同僚達(←小説版では恋人も)が死亡したにも関わらず、撤退する彼らの追撃をフルハシに止められたことから、その方針に決定的な不信感を抱くようになる。

その後驚異的な早さで参謀に昇進、TDF(地球防衛軍)きってのタカ派として、知的生命体が存在する星に対しては、相手側の侵略の意志の有無を問わずにミサイルで先制攻撃をかけ、星ごと破壊してしまう、というフレンドシップ計画を提唱、その主導者となる。更にムーンベースでフルハシ参謀が謎の死を遂げた後は、彼に代わってウルトラ警備隊の指揮を任されるも、自身は警備隊不要論の持ち主であるため、事ある毎に彼らと対立していた。

なお、ノンマルト事件の真相に関し、オメガファイルの公開を迫るウルトラセブンに対しても銃口を向けるが、その際自身の口から、全ては愛する地球と地球人を守りたいが為の行動であったことが語られた。
その後の動向は不明だが、当時の状況からみて、まず間違いなく失脚したものと思われる。

ちなみに、参謀に昇進してからのカジは「端正な美男子で髪の毛一本乱れていない身だしなみ」で、日頃愛用の香水はシトラスミント系とのことである(←小説版より)


■ キャラ語り(^^ゞ

言うまでもなく、マイベストオブ影丸キャラクターズ(*^。^*)
なまじ隊員時代が爽やか&素直なだけに、その後の彼が辿った運命を思うと胸が締め付けられます(>_<)

実は最終章6部作企画当初は、カジ参謀なるキャラクターは存在しなかったんだそう。
それが、前作の「ウルトラセブン誕生30周年記念3部作」が丁度ティガ終了後直ぐだったため、カジ隊員としての出演が見送られた影丸さんに、どうしても出て欲しかった円谷昌弘プロデューサーの意向により、急遽作られることになったとか(←「平成ウルトラビデオ超全集」より)
そのおかげでこの6部作のドラマに深みが出たのは間違いなく、それどころか「影の主役」とまで書かれた雑誌(←電撃特撮通信Vol.2)も存在するぐらい、本シリーズのキーパーソンたるキャラクターになったんですから、いちファンとして、昌弘Pには感謝してもしきれません(^^ゞ

実際、キャラ設定も良くできていて、当初よくあるステレオタイプのタカ派だと思わせておいて、実は・・・という構図も見事です。
余談ですが、これも当初の脚本にはなかったのを、やはり昌弘Pが、やっぱり彼にもそういう救いがないと・・と、武上さんに進言したんだとか(←辰巳出版「ウルトラセブンイズム」より)
ああ・・マジ昌弘P最高です(^o^)
そしてそのおかげで、影丸さんが演じられた中でも、ダントツで、見ているこちら側に色々なことを考えさせるキャラクターが出来上がったんですよね。
ある意味シンジョウよりも深いキャラだと思います。

影丸さんご自身は、先述の電撃特撮通信のインタビューで、カジ参謀のことを「ウルトラセブンのようなヒーローになりたかった男」と定義してらっしゃいましたが、無論それは、自分が変身したかった・・という意味ではなく(笑)、自分自身の手で全ての愛する者達を守りきれるだけの力を得たかった、ということなんですよね。
彼が早くからノンマルトの真相を知っていたとしたら尚更です。

・・これは私見なんですが、カジは参謀に昇進する過程で、いち早くオメガファイルの存在を知り、ノンマルト事件についての核心を掴んでいたのではないかと思うのです。
だからこそのフレンドシップ計画だと・・あそこまで過激な思想を持つに至ったのは、恋人の死も無論ですが、更にそれに加えて、実は侵略者だった自分達地球人が、どうやったらこの星で生き延びていけるのかを、彼なりに真摯に考え抜いた結果だったんだと・・・

でなければ、彼の「
鋭い眼光の中にも、ここではない、どこか遠くを見ている悲しい目」(←先述「ウルトラセブンイズム」より。も、どなたが書かれたのかは存じませんが、カジの本質を的確に言い表していて素晴らしすぎです〜(*^。^*))の理由が説明できないですもん・・・
その悲しい目は、
人類のためにあえて非情に生きる道を選んだが故に、隊員だった頃の自分が持っていた諸々の人間らしい感情を全て封印した彼が、代わりに背負わざるを得なかったものの重さの証なのではないでしょうか。

けれど、だからと言ってその行為が正当化されてしかるべきものではもちろんないので・・あの後カジは失脚・・というか、軍法会議にかけられて処刑されたんだろうなぁ・・と思います。
ただ、その時点でもう彼には、全てを粛々と受け入れる覚悟ができていたはず・・
というのも、セブンに対して銃を向けるのみならず、無謀にも素手でかかっていくという究極の極限状況の中で、今まで頑なに自身に纏わせていた鎧が遂に壊れ、真のカジ自身が姿を現したからで・・・あの激白の後にもたらされるのは、むしろ清々しいまでの悟りの境地なのではないかと。
その意味で、感情の奔流のままに、声を振り絞りながら地球と地球人に対する愛を語る彼の姿を見て、良かったね・・・これで楽になれるよ、もう何も我慢する必要はないんだから・・・と、心の底から救われた気がしたのでした。

・・って、いやいやいや〜・・・なんか真面目に語っちゃってますね〜〜・・・(^^ゞ
けど正直、カジ参謀に関しては、色んな面から(笑)いくらでも語れそうな気がするσ(o^_^o)です(笑)
で、真面目編(真面目編て・・)は、他にも3話とか5話とか6話とかで(笑)語りまくっているので(^^ゞ、もし興味があればそちらも読んでいただければ嬉しいなっ(^_-)-☆・・ということで、ここからはぐっと砕けて別の面から・・(爆)

いやもう・・・マジ
色っぽすぎっすカジ参謀!!(≧∇≦)(≧∇≦)(≧∇≦)
しか〜も・・一見冷酷無比・・・に見えるのに、その表情や仕草に、抑えようとしても抑えきれない・・って感じに纏い付いてるその色気は何事!?みたいな(爆)
先に書いたように、隊員時代がひたすら爽やか好青年だっただけに尚更、一体全体何があったんだ〜!!と想像しちゃうじゃないっすか〜〜(爆)
加えて、尋常ならざるその出世の早さの謎・・・

てワケで・・・σ(o^_^o)的カジ参謀出世のキーワードは、ずばり!!「TDF版シ○ア出世物語」っす(爆)
て・・・ずばり!!とか言ってる割に伏せ字ですが(笑)、根が小心者なんでつい・・・(^◇^;)
なので、分かる方だけ分かってください(笑)
分からなければ華麗にスル〜で(^_^)v
もし、まかり間違って分かりたくないのに分かってしまっても(^◇^;)文句言ったりしないでねん(^_-)-☆

ええ、これ↑↑に関してはもう異論は認めませんので(爆)
おまけに、「シトラスミントの香り」っすよ奥さんっっ!!
小説版とは言え、これって公式設定も同然っすよね??
初めてこの一文を読んだ時は、あまりの事に仰け反りましたがな(笑)
もうもう・・・色々と想像しすぎて(爆)萌えまくり(≧∇≦)(≧∇≦)(≧∇≦)
きっとシトラスミント=カジくん、と、色んな意味で(爆)認知されてるんっすよ(*^。^*)
でもって
「カジが○○ってくるにつれ、シトラスミントの爽やかさに彼自身の○○が混ざり合って香り立ち、それはより一層○の○○をかき立てた」
な〜〜んてことにっっ(爆)

って・・相変わらず伏せ字ってますが(^^ゞ、でも割と開き直ってますねσ(o^_^o)
13年前とは違うのよん、つ〜か・・・もう、惑わずの年を大幅に過ぎた(笑)んやから、文字通り惑わずにありのままの自分(笑)で行こう、と・・(爆)
その分痛さも分かってるんで(笑)どうかそっとしといて下さいねん(笑)

て・・まぁこの手の話はここらでいったん置くとして(^^ゞ、マジで
ビジュアルも極上っすカジ参謀(≧∇≦)(≧∇≦)
おまけに
錯乱シーンが二度もあるしぃ〜〜・・・(=●^0^●=)(=●^0^●=)(=●^0^●=)
尤も、流石に最終話の方は切なさが先に立って萌え度なしですが、反対に、5話「模造された男」はMAXです(爆)
自身のコピー出現と、彼による秘められた内面暴露に焦り、怯えまくるカジくん・・・(≧∇≦)
ついにキングジョーが復活してしまい、茫然自失の彼を抱き起こすモロボシ・ダン・・・(≧∇≦)
はぅぅ〜〜ホンマええわ〜〜〜!!(≧∇≦)(≧∇≦)(≧∇≦)
今更ながら、高野監督&右田さんGJっす〜〜(爆)

・・・ということで

真面目&萌え、Wで美味しい(爆)カジくんなのでした(^_-)-☆
(←いや・・もち隼人もシンジョウもそうなんやけど(^^ゞ、中でも特に・・・ってことで(笑))

PS
6話の感想にも書いてますが、マイ脳内設定(笑)では、処刑後カジくんの魂は、時空を超えて転生し(笑)、コスモスのカワヤ医師として生まれ変わってます(爆)
で、初登場回で、異星人が地球に対する逆フレンドシップ計画を思い止まるきっかけになったことで、前世の贖罪を果たしたと・・
はう〜〜ロマンやわ〜〜!!(←そうなのか(笑))
ちなみに、カワヤがあんな性格になってしまったのは、前世で自分を抑圧していたカジくんを不憫に思った神様が、今度はちゃんと自分を解放してもいいんだよ、と念じられたところ、勢い余って思いっきり解放しすぎたせいっす(爆)


2012.4.12記

 イラスト作  稲村梨美さま
毎度快くお貸しいただき
ありがとうございます(*^。^*)
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