その後の経過(婦人科通院〜職場復帰)



その日は手術後2週間目の検診で病院へ。
術前に足繁く通っていた時は、なんつ〜か・・・そこに住んでいるかの様な錯覚を憶えるぐらい親しみのあった街並みが、たった2週間で、元通りの「よそ行きの街」に変貌しているのに驚く。ちょっと寂しい気分。

11時に予約してあったのだが、時間を20分ほど過ぎたところで看護師さんに呼ばれて血液検査を受けることに。
何事もなく終了して戻り、再び待つ。しまった、文庫本持ってくるのを忘れた〜・・などと思いつつ時間を過ごし、呼ばれたのは12時過ぎだったと思う。

で、診察の結果は、血液検査も異常なし、術創の確認と下腹部の触診、プラス内診も異常なしで、順調に回復していてめでたしめでたし・・・ではあったのだが。

実は今回、ちょい先生との意志疎通が上手くできなかったかな〜・・と個人的に思うところがあってややブルーだった(^_^;
というのは「術後の生理の痛み」のことなんだけど・・。
以前からネット等で、「術後最初の生理だけは(お腹の中をいじっているので)痛いことがままある」というのを読んでいたので、なにげにそういうこともあるのかと聞いてみたのだが、σ(・_・)の言い方が悪かったのか、先生の方は「術後も生理痛はあるのか」という質問と勘違いされたみたいで、どうにも話のかみ合わないことに(^_^;
結局質問内容についての誤解?はちゃんと解けたんだけど・・・、あ゛〜・・もうちょっとよく考えて質問すべきだったよ・・・と反省しきり・・・(^_^;

というのも、言うまでもなく外科系のお医者さんっていうのはプロの技術屋で、それだからこそ自分の技術には誇りを持ってるはずなので(←腕のいい人ほど特に)、「術後も生理痛はあるのか」とσ(・_・)が言っているのだと思ったってことは、それすなわち「ちゃんと手術はできてるのか」と聞いてるのに等しいと思われたんじゃないかと・・・(←きちんと病巣を取ってれば痛みは大分軽減するはずなので)
でもってそれは、とりもなおさずプロの誇りをめちゃくちゃ傷つけられることなんじゃないかと思うわけで・・
一時にしろ、内心ではめっちゃ気を悪くされたんじゃないのかなぁ・・・という不安が(×_×)

いや・・・どうしてσ(・_・)がこの件に関してこんなに神経質になるかと言うと、その昔、保健衛生関係の職場にいた時に、同僚の内科医の先生に何気なく言った一言が、その人の医師としての誇りをいたく傷つける結果になってしまい、ものすご〜く気まずくなってしまったという苦い経験があるからで・・・も〜それ以来激しくトラウマなんである(^_^;
う゛・・幾つになっても、お医者さんと上手にコミュニケーションをとるのは難しい・・・

ちなみに本来の質問の、「術後最初の生理が痛いことはままあるのか?」っていうのは、先生にとっては初耳だったらしく?「そんなことはないと思う」という答えだった。

けど、↑に関してちょっと思うのは、もし実際痛かったとして、それをどうやって先生に言おうかなぁ・・ということ。
やっぱ先生は「あくまでも外科医で男の人」だし・・って当たり前の事なんだけど。

・・・これはもともと、JEMAの掲示板に載っていたケースを読んで思ったことなのだが、術後初めての生理痛だけに限らず、術後しばらくの下腹部鈍痛とか、その他女の人なら「さもありなん」と実感として分かるようなことでも、性が違うと、なかなかに理解しにくいのかも知れないんじゃなかろうか。ましてや外科系の先生だと、「お腹の中を手術したからあたり前」ではなく、「悪いところは全部取ったのにそんなはずは・・・」って咄嗟に思ってしまうような気がする。
さらにσ(・_・)の場合は、もともとの生理痛がそうでもなかったので、下手すると「手術して痛くなった」と言っているんじゃないかと思われたりしないかと・・・(←我ながらトラウマ深すぎ・・・(;^_^A アセアセ…)

な〜ど〜と、始まる前から悩んでみても仕方がないので(爆)、まずは実際の生理待ち(^_^;
多分1週間以内には・・だと思うので、今から結構ドキドキである(笑)


さて。
個人的に凹みモードだっただけで、経過はごく良かったので、晴れて翌日から職場復帰する。
たまった仕事に少しだけ軽い目眩を憶えるも、そこはそれ、「片付けるしかない」と。

それよりも、久々に出勤したのでナチュラルハイになり(笑)、例の退院説明時にもらった写真を見せて病状説明しまくりだった(爆)
もちろん人を選んで・・だけど、職場のトップ、副トップをはじめとして、延べ10人以上(♂含む(笑))・・には披露したかも(爆)
σ(・_・)と同じく、好奇心の強い人なんかは、写真をものすごく喜んで!?くれたりして、こちらとしても見せ甲斐!?があった。
(←あ゛・・誤解のないよう書いておくと、もち9割方以上は黙々と仕事してましたので、念のため)

あと、やはり同様の病気(←筋腫含む)で手術した人はいるもので、話をした中で3人もが「私もやったのよ」と。
全員がだいぶ前に・・・ということで、1人が開腹で子宮と卵巣片方摘出、もう1人は経膣で子宮全摘(←2週間入院していて、退院後すぐに仕事に行き大出血したとか(^_^;)、最後の人は経膣冷凍法??で卵巣の片方を・・・なんだそう。
そうそう、上司の奥さんも、2回開腹してチョコレートのう腫を1個ずつ摘出してるんである。
いかに女性に卵巣・子宮関係の病気が多いかが、これだけでも分かるというものである。

(←追記 その後σ(・_・)と同様に病休を取っていた人が晴れて出勤してきたのでお話ししてたら、彼女もずいぶん以前に開腹で子宮筋腫を取ったそう。なんと2ヶ月仕事を休んで寝ているよう言われたとか。昔は本当に身体に負担がかかっていたのね・・(×_×))

そして写真を見せた人全員が一様に、「お腹切らずにこんなことができるのは凄い」と賞賛の嵐だった。
「医療技術は日進月歩やから・・・」と言いつつ、なんだか自分まで偉くなった様な気がする(笑)
・・無論言うまでもなく賞賛されるべきは執刀してくれたM先生なんだが・・・σ(^^)ってば単純なもんで・・(←自分で言うなっつの!!(爆))

余談だが、2年前に胆石を腹腔鏡で手術したので、σ(^^)とは腹腔鏡仲間(笑)なSさん(♂)は、今を遡ること40年前、まだ10代の頃に椎間板ヘルニアの手術をしているのだが、それは6時間にも及ぶもので、脊椎を木槌?で叩いて(←人工骨折状態(^_^;)反転させ、患部を削り取って再び骨を元の位置に戻すというやり方なのに加えて、局部麻酔で声が聞こえるどころか死ぬかと思うような痛みもそのまま、プラス縫合したあとはギブスで固められて天井を向いたままベッドで3ヶ月間寝て過ごす・・・という凄まじいものであったそうで、しみじみと、「今はいいよなぁ・・」と言っていた。(←同様の手術なら1時間程度でできるんだそうな)

なお、仕事中はやはり時たま下腹部に不快感や鈍い痛みがあったりした。どれもすぐに消失してくれたので、仕事に差し支える・・なんてことはなかったけど、あまり気分のいいものではないことも確かである。
けど、これに関しては必要以上に神経質にならず、気長に経過を見ていこうと思う。

それから、帰宅後のこともちょっと触れておくと、復帰初日はYUYU氏が残業だったので、1人で夕食を作った(←もちヨシ○イ、その日は簡単なやつ(笑))のだが、やっぱりずっと立ちっぱなしだとお腹が張ってきた(^_^;
(←そうそう、これに関しては先日の診察の時に「張るのくらいは仕方ないよ」、と先生に言われている)
その後洗濯を畳んだりしたのだが、張るのが気持ち悪いので相変わらず休み休み。
う〜ん・・・σ(・_・)は人より大分腹筋がないので、そんなことも関係しているのかも知れない。
マジで腹筋、鍛えた方がいいんだろうか・・・??

でもそのことを除けば、思ったほどは仕事による疲れはなかったような気がする。
まずは一安心である。良かった〜^_^



という訳で、なんにせよこれからが本番である(笑)。
次の検診は内示のでた後(爆)、場合によっては意気消沈!?しているかもしれない(;^_^A アセアセ…
ともあれどこに異動するにせよ、「立つ鳥跡を濁さず」で行きたいと思う・・・




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