入院３日目（手術翌日） 朝５時すぎ、「おはようございます^_^ 採血しますね～」の看護師さんの声で眠りから覚める。 今度も左腕から。又も何事もなく終了し、その後、少しうとうとした模様。 ６時頃、本格的に目覚め。 なんと、あんまし眠れてないという印象なのにも関わらず、身体は確実に昨日よりは楽になっている感じ。 人の持つ回復力にちょっと感動する。 胃の痛みも、マヒしてしまったのか(^_^;昨夜よりはかなりマシになっていた。 しかもこの朝、酸素マスクと、あの鬱陶しい「フットポンプ」が外される。めっちゃ嬉しい^_^ 外すところを見ていると、素足に器械・・・ではなく、長めの靴下？を履かされていた。多分術後の冷え防止だったんだろう。（追記 後で調べてみたら、これもどうやら術中術後の血栓防止対策だった模様・・） 晴れて何もなくなったので、喜んで足先をぐるぐる回してみる^_^ さらにしばらくすると、また看護師さんがやってきて、聴診器でお腹の音を聞いてくれた。 これで腸が動いていることが確認されれば、水分が取れるのだ。結果は・・・無事ＯＫ！！ ペットボトルのお茶は枕元に買ってあるので、これでお茶が飲める。けどまだ自力では起きあがれない(^_^; しかし、そこは病院、σ(＾＾)の寝ていたベッドは電動式で、スイッチを押すと上半身部分の角度が変えられるようになっているのであった。 看護師さんが操作してくれて、ベットごとほぼ身体を８０度ほど起こす。これで腰の痛みもかなり楽になってめっちゃ快適^_^ さらに、ベッド上で食事等ができるように、細長いテーブル（←ベッド幅より長くて、四隅にキャスター付きの足がついているもの）をセットしてくれたので、ここに両肘をついてほっと一息。コップについでもらったお茶を飲む^_^ 乾ききった口中を水分が爽やかに潤していく。はぁ～甘露、甘露（笑） これで胃の方も落ち着いてくれればいいんだけど。 その後、導尿カテーテルも抜かれ、室内歩行も可能になる。とはいえ、この時はまだ歩かずに、看護師さんにＴ字帯と平オムツ（←出血はごく少量だった模様）を取ってもらって、ベッド上でナプキン＋ショーツに変更（←ただし左下腹部の平オムツはそのまま。） この時清浄綿の使い方のレクチャーを受ける。これまたお産以来なので懐かしかった^_^ その後しばらくして待望の（笑）ガスも出る^_^ 良かった^_^ さて、そうこうするうちに９時過ぎになり、家族がやってきた。 昨夜の晩御飯は美味しかったらしい。いいな～。でもσ(＾＾)ももうすぐご飯にありつける^_^ あと少しの辛抱。 相変わらず娘達は読書（←マンガだけど（笑））に熱中しだしたので、夫と話をしたり、必要なものを買いに行ったりしてもらう。 そう、家族は今日、地元に帰るのだ。越境入院＆手術をしたいというσ(・_・)の希望を聞いてくれて本当にありがとう＞ＹＵＹＵ氏（←・・って、ちょいとってつけてますか・・・(;^_^A アセアセ…） でもって１０時頃？カテーテルを抜いてから最初の尿意が。 いよいよ術後の初歩き。足下がまだおぼつかなく、ベッドを降りるところから夫に手伝ってもらいながらそろそろとトイレへ。心配していた尿道の痛みもなし。嬉しい～^_^ 清浄綿もきちんと使って（←前から後ろ、ね）またそろそろと戻る。思ったよりはしんどくなくてほっ^_^ （←なお、最初にトイレに行った時間は覚えておいて下さいとのこと、後で看護師さんに報告する。） そして・・多分１１時過ぎだったと思うが、とうとう最後の点滴が終わった＼(^_^)／ようやく自由の身となる（←ちょっと違うかも（笑）） 看護師さんが熱々のオシボリを数本持ってきてくれたので身体を拭き（←背中は夫に頼む）、病衣から持参のパジャマに着替え。 はぁぁ～～、さっぱりしたぁぁ～～～。 が。 身体を曲げたときなどにお腹が痛いのはまぁ、分かるとして・・・何故か昨夜からの両肩胛骨下の痛みが続いている。 いや・・どうみても昨日より酷くなっている感じ(^_^; 急に身体を動かした時など、まさに「ずっきん、ずっきん」という形容がぴったりなような痛みが走る。・・・これは一体・・・！？ ああ、それはね、手術に使ったＣＯ２ガス（←腹腔鏡手術では、内部を見やすくするためＣＯ２ガスを入れてお腹を膨らませるのである）がまだ身体から抜けきってないので、そんな風に痛むんですよ。人によって、肩に来たり、腰に来たりと色々なんですよ。 と看護師さん。 そうだったのね～～・・・ いや・・実は、術中、身体を固定されてたからだろうか？？とか、無理して寝返りを打ってたので筋を違えたのか？？とか、あれやこれやと思い当たる原因を思案していたのだ。 つまりは腹腔鏡手術のちょっとした後遺症・・といったところ。時間と共にガスが抜けるに従い、次第に治まっていくらしい。ともかく原因がはっきりして一安心する。 ときに、丁度うまいぐあいにすっきりしたところで待望の昼食時間^_^ 激嬉しいぃぃ～～～（=●＾0＾●=）（=●＾0＾●=） 最初は３部粥から、定刻通りの１２時過ぎ、看護師さんが運んでくれたご飯のメニューは・・・ ３部粥（重湯にご飯粒がぽつぽつ・・という感じ）、カボチャの煮崩したのと、豆腐の煮崩したの、プラスニンジンペースト、で一皿、小松菜？らしき青菜のペースト小皿、鳥挽肉のダンゴあんかけ煮崩しの小皿、デザートのヨーグルト そう・・・それはまんま・・・ 離乳食やなぁ～～～ と、すかさず長女 ○十年ぶり・・って？（笑）（←○内、あえて伏せ字（爆）） まったく、口の減らない娘である（笑） ともあれまる２日ぶりの固形物が嬉しくて、早速食べ始める。すかさず次女が寄ってきて、美味しそう～、ちょうだい、などと そんな訳で、自分でも「味わわなければ・・」などと思いつつも、あきれるくらいあっという間に食べ終わる。いゃあ、満足満足^_^ んが。 う゛ぅ・・・なんたることか、久々に食物を入れたので、腸が活発に動き出したらしく、お腹の中が痛い～（爆） おまけに、例の肩胛骨痛もぶり返し、やたらめったらずきずきする(^_^; どうやら、急な動作をしたときにより痛むらしい。 なんと上下同時に襲い来る痛みにかなり辟易、ひたすらじっとしてやり過ごす。幸い、割と短時間のうちに治まってくれてほっ^_^ けど、以後同様の時には気をつけねば、と思う。 さて、σ(・_・)の食器を返してくれた後、家族が昼食をとりに出かけたので、しばらく横になって休むことにする。 小一時間も経っただろうか、Ｍ先生が術創の確認に来てくれた。順調に回復しているとのこと、執刀したお医者さんにそう言ってもらえるとやはり嬉しい。さらに左下腹部のドレーンも抜くことに。 このドレーン、ネットの専門ページによると、「創傷部や体腔内に貯留する血液や浸出液などを体外に持続的に誘導させる」ためのチューブで、母親も手術後しばらくはお腹から袋をぶら下げていたが、σ(・_・)のは彼女と違ってチューブだけ、専門用語では、「開放式ドレーン」というらしい。こちらの方はチューブからでた浸出液は、上にあてたガーゼ？に吸い取られる仕組み・・だそう。（←さらにその上に平オムツがある） どうりで術後頻繁に看護師さんがやってきて、平オムツを取っては何やら消毒したりしていたのか・・・（←実はその時は、何をされているのかイマイチ分かっていなかった・・(^_^;） ともあれ見ていると（←見たんかいっ・・（笑））、先生がハサミ？を使って、細いチューブをお腹の中からするすると、１０㎝あまりも引き出していく。痛みは全くない。で、抜いた後は、消毒して大きめの耐水性絆創膏みたいなのをぺたりと貼って終わりなんである。チューブが入っていた穴、塞がなくていいんだろうか？？どうにも不思議である。 先生が出ていってしばらくして、家族が帰ってくる。よく入れ違いになるので、今回もか・・とがっかりしていたが、聞けば夫は階段で先生と会って話ができたとのこと。お礼も言えたとのことでほっとする^_^ さてさて。 まだまだ室内歩行のみ、のσ(・_・)に代わって、ＹＵＹＵ氏にペットボトルのお茶数本、ヨーグルト１個、プラスナプキンを買ってきてもらって、必要な品物も揃ったところで、２泊３日で付き添ってくれた家族とも一旦お別れ、みんなは帰ることに。 （←結局温泉は行かなかった代わりに、古本屋で結構な収穫があったらしい。良かったね（笑）） もっとも娘達は、毎日やってきてもほとんどソファでマンガを読んでいるだけだったので(^_^;、帰り際も極々シンプル、長女にいたっては、「じゃあ・・・」と一瞥したのみで、なんというか・・・あっさりしすぎ（爆） う゛・・小さいときは、もっとまとわりついて来てたのに、親離れしたんだなぁ・・・と一抹の寂しさが。 一方、夫ＹＵＹＵ氏とは、一応手なぞをちょいと握りあって じゃあ、帰り道気をつけて・・・ ゆっくり養生して下さい（←何故か丁寧語（笑）） などと、それらしい会話をかわす。 ま、倦怠期とは言えども夫婦は夫婦なもんで・・・（爆） な訳で。 １人になった後はとりあえず読書。 山岸涼子・・は、手術前に読み終わり（笑）、夫に持って帰ってもらったので、この時の為にブックオフ等で買った文庫本から一冊を。 ちなみに、持参本のラインナップは 「恋する寄生虫」－読了（←慌てて買ったけど、家に絶対もう一冊あるはず（笑）） 「ＳＷ－バクラの休戦」 上下 「ＳＷ－帝国の影」 上下 「怪」 零号 「アウトブレイク（感染爆発）」（←映画のノベライズじゃないやつ） ・・・我ながら、趣味モロだし（笑） まず最初は、「アウトブレイク（感染爆発）」から、丁度具合良く角度を傾けたベッド内で、ゆったりとした？午後を過ごす。 ６時過ぎ、夕食。５分粥プラスおかずを美味しくいただく。 ９時半、就寝。明日の更なる回復を夢見て・・・^_^ ・・・その夜は２時間起きに目覚めました・・・（笑） ＰＳ ちなみに今日の体温は最高３７度８分で、まだ術後で発熱してるって感じだった。もっとも、σ(・_・)は平熱が高いので、割と熱には強い方である。あと、肩胛骨下の痛みは相変わらず、なにかにつけて襲ってきていた（笑） |
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