■　キャラクター名

俵星玄蕃（たわらぼしげんば）


■　作品名

忠臣蔵　暁の陣太鼓／松竹（１９５８年）


■　主なキャスト

中山（堀部）安兵衛（森美樹）
三日月お勝（嵯峨三智子）


■　人となり（笑）

吉良上野介の屋敷の近くに道場を構える槍の名手。
豪快な性格で（笑）酒をこよなく愛し、堀部安兵衛に惚れている三日月お勝の良き相談相手でもある。

赤穂浪士討ち入りの夜、大石内蔵助の打ち鳴らす山鹿流陣太鼓をいち早く聞きつけ、いざ助太刀せんとお勝と共に即座に吉良邸に駆けつけるが、門前で見張り役の浪士達から、内蔵助の命により、邸内には誰も入れることはできない旨を聞かされ、ならば無事本懐が遂げられるまで、吉良家の助っ人達をくい止めようと、吉良邸に通じる両国橋のたもとに陣取って、押し寄せる上杉家の手勢を、見事な槍術で撃退するのだった。

やがて朝日の中引き上げてくる赤穂浪士達と出会い、主立った者達から感謝の意を述べられ、内蔵助とは直々に固い握手を交わす。
そしてお勝が安兵衛と念願の対面を果たした後、去りゆく彼らを万感の思いで見送るのだった。

なお余談ながら、妻帯した安兵衛をなおも想うお勝に対して、自分に惚れていれば苦労せずに済んだのに、という趣旨の発言をしているのだが（笑）、もしそうなると、今度は別の意味でお勝がめちゃくちゃ苦労する羽目になるんでは！？という気がしないでもない（爆）


■　一言(^^ゞ

「元禄名槍伝　豪快一代男」に次いでの俵星玄蕃役
安兵衛の殺陣が残念な分（爆）、相変わらずの豪快な槍捌きが見もの(*^。^*)