影丸茂樹トークショーレポ

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11/24 大阪日本橋 ジャングル


てことで・・、行ってきましたよ〜影丸さんトークショー!!
いゃあもう、実に・・実にっっ!!有意義で素晴らしいひとときでした(^^)V
でもって、今回は最近の私にしては珍しく最速UPを目指してみたんすけど、例によって記憶力のないのはいつものとおり・・(^_^;、
「とかいって昨日の今日だろ〜!!」とここで思った貴方!貴方はまだ若いっす(爆)。も、この年になったら、昨日は遠い過去と同じぐらいに朧になってしまうんっすよ・・しくしく・・・ってのはともかく(^_^;
加えて今回はビデオを持っていかなかったこともあり、話の内容は全て、その場で走り書きしたメモに私のなけなしの記憶を照らし合わせたものです(^_^;。従って、実際に影丸さんが仰った言葉をきちんとフォローできている訳ではありませんので、予めご了承下さいまし。なお、今回も印象に残った話等を箇条書き(順不同(^_^;)にしてお送りする、というスタイルにしてあります。
んでは、いつもどおり不完全ではありますが、どうか暫しの間おつき合い下さい。


◆ はじめに

・・・って、えらくまともなタイトルですが(笑)
今回のトークショーが行われたジャングルというお店のある日本橋は、東京で言うと秋葉原みたいなとこ(←とは言っても、秋葉原をよく知ってる訳じゃないんすけど(笑))で、一言で言うと「濃ゆい」場所っす(爆)。でもってお店自体も「濃ゆい」系で、1階のトークスベースに集まった方々も「濃ゆい」・・・というか、純粋な特撮マニアの人達がほとんどのような感じ。立ち見を入れて90人?くらいのキャパに対して、イス席全部プラス立ち見が数人で、計70名弱という程よい入り(^_^)で、ちなみに男女比は9対1ぐらい。むろん幼児は皆無という、まさに「大きなお友達」イベントで、ロフトとは又違った盛り上がりが感じられます。

で、客席から前方を眺めれば、舞台手前の向かって右側にドラフトレッダー、左側にシンクレッダーの生首@I村様・・もとい撮影用ヘッドが置かれ、その他エクシー当時の台本や進行表、などの貴重な資料も展示され、熱心な人達がそれらをカメラに収めているのを眺めつつ、高まる期待と共に待つこと数十分、これまた「濃ゆい」お店のPRビデオの上映に続いて、いよいよ本日の主役、影丸さんのご登場っす!!
ポーズも決まる〜(^_^)


くううっっ!!、も、めっちゃめちゃかっこいいぃ〜〜〜!!!!



そのすらりと細い足によく似合うジーンズ、黒のハイネックカットソー+ジャンバー、アーンドトレードマークのキャップといういつもの私服スタイルで決め、客席に「今日は来て下さってありがとうございます」と丁寧に挨拶してからご着席、お隣には司会進行役のジャングルの方が座られて、いよいよトークの始まりっす・・・!!

◆ 当時は『遅刻常習犯!?』

まず最初、司会者の方の「影丸さんって、ホント背が高くて足が長いですね〜。何かスポーツをやってらしたんですか?」という問いに対しての答は「野球をやってました。」
影丸さんが今も草野球を続けてらっしゃることは、何かで読んだ気がするんすけど、実は中学時代はピッチャーだったそう。んでも上級生が卒業して、さあこれからレギュラーでばんばん試合に・・!!って時に、身体を壊して入院、休部してしまったとか。ちなみにどこを壊したかというと、
肝臓です。」と影丸さん。

え゛ぇっ・・ま〜さ〜か、早くもお酒の飲み過ぎっすか!?ととりあえず頭の中で定番のツッコミをする私・・・ってのはともかく。それがなければプロ野球に入ってたかもしれないから、ある意味特撮ファンは病気に感謝しないと・・というようなことを仰る司会者の方。あ〜確かにそれはそうかもしれないっす(笑)

でもって、こんな感じで程良く場もほぐれたところで、いよいよ特撮トークへ。今回、展示してある資料を見ながら思い出話を・・って感じの打ち合わせだったみたいで、必然的に話はSRED撮影当時のことへ。今までのイベントではほぼ100%ウルトラ関係の話だったので、今回もそうなのかなと思っていた私にとっては嬉しい誤算(^_^)。
んで、そこででた話が、当時は朝がやたら早かった、ということ。例えば(ロケに)6時出発とか、そういう日程が当たり前、必然的にそれ以前にメイク等を済ませておかないといけない・・ということで、兎にも角にもめっちゃ早くて・・・そしてよく遅刻していたのが・・・そう、もちろん(爆)影丸さんだったそうで。
御本人曰く、
「最初に遅刻したときは、申し訳ないというんで、事務所(←円谷プロ芸能部っすね(^_^))がお酒を持ってきたんだけど、そのうちあんまり頻繁になったもんで、持ってこなくなって・・・」
「・・・ていうか、持ってきたのは最初だけ・・・」
「持ってきたお酒を夜中まで飲んでるから又次の日遅れて・・・」
等々、どこまでが真実なのか(笑)はともかく、「今日は緊張してるんですよ」と仰る割には、いつもの影丸さんトークが炸裂っす(^_^)

ま、何にせよ、当時は若くてよく飲んで・・無茶やってたけど、でもとても楽しい現場だった、というのがよく伝わってくる、という感じ(^_^)。そうそう、SREDじゃないけど、仕事で自分が乗るはずだった飛行機が飛び立つのを頭上で見送った・・という経験も2度あるとか(爆)。「むろん今はそんなことはないですよ。」と仰ってたんで、やっぱこれは「若さ故の過ち」(byシャア)ってことでしょう(←ベタすぎ・・(^_^;)

あと、SRED本部(笑)が晴海にあるので、ロケの集合場所は銀座が多かったそうで、すかさず司会の方が、「それは銀座でずっと飲んでてそのまま・・ってことですか」というようなツッコミを入れてらしたっすけど・・・「んな若いのに銀座で飲める訳がないやろ〜!!」と思わず心の中でツッコミ返していたσ(^^)・・ってのは、ここだけの話にしといてください(←言うてるやん(笑))

◆ 影丸さん『道交法○反!?』

で、その場にSRED1話の台本もあったんで、その時の話もでて(←余談っすけど、1話のタイトル「死の幼稚園バス」に司会者の方はかなりウケて、やたらつっこんでらっしゃいましたが・・・あの〜・・・「幼稚園バス」ってのは東映さんの十八番ネタ(爆)なんで、どちらかというとめっちゃ1話にはふさわしい話だと思うんすけど・・)、当時放映を見た人は、「始まって5分ぐらいしてでてきたオレを見て、『あ、こいつが今回の悪役だなっっ!!』と思ったっていう・・・」と仰る影丸さん。ええ、否定しません(←きっぱりっっ!!)。もち私はビデオ鑑賞組なんすけど、何にしたってあのグラサン隼人は怪しすぎ・・・(爆)。

おまけにあのバイク、あれ実際に影丸さんが運転したそうなんすけど、なんと無○許!!現場で持ってる人に教えてもらって、あと自分でもちょっと乗ってたりしたんで(←すかさず客席からツッコミあり。ナイス(笑))、いけるだろう・・ってことでそのまま走ったんだそう。ま、流石に何回もはマズい・・というんで、バイクの設定は無くなったそうなんすけど、なんにせよ「大らかな時代だったんですね。」と影丸さん。そう言えばライダーの撮影でも同じ様な話を聞いたことがあるんで、これも又同じように、古き良き時代のヒトコマ的なエピソードなんでしょう(←事故らなくて良かった〜・・)
あ、それからこれは別の時にでた話なんすけど、流石に四輪関係は「何かあったらいけない」というので、撮影時に役者さん御自身での運転はしなかったそうです、念のため。

で、四輪といえばバリアス7。実はあの車もスクラムヘッドも、ちゃんとロケ地まで自走していったそうで。対してティガの時は、万一何かあったらいけない、ってんでシャーロック等はちゃんと陸走車に積んでロケ地まで行ってたとかで、影丸さん曰く、
「円谷さんに対して東映さんは大らかですね。」と。
ま、個人的には時代(←と予算(爆))の違いもあるとは思うんすけど。
そうそう、これに関してあと1つちょっとしたエピソートも披露されたんすけど、私的には「それがどないしたん・・・(´ヘ`;)ハァ」な感想だったんで、敢えて割愛するっす(←行かれた方分かるっすよね。)ご了承のほど(爆)

◆ メット脱ぎ(爆)のヒ・ミ・ツ!?

そんなこんなで、手元にある当時のロケ風景等の写真を見つつ話がはずみ、

「当時は毎晩飲んでた」とか(←「いや・・今もだけど・・・」っつ〜オチつき(笑))
「みんな若くて自分が主役だと思ってるもんで、撮影時前へ前へ出ていこうとして大変だった」(←これは特通のインタビューでも仰ってたかな??)とか、
SREDでは火薬をかなり使ってたけど、恐くなかったですかと聞かれて、

影丸さん 「火薬を使った撮影は恐くないですよ。」
司会者  「じゃあ恐いものは何ですか?」
影丸さん 「恐いのは・・・塩辛ですね。」(爆)

とか・・・(^o^)
なんでも影丸さん、生臭いものは苦手なんだそうで。というのも釣り好きだから鮮度のいいものじゃないとダメなんだとか。かといって、ものによると鮮度が良いだけでもダメな魚もあって、そういう場合はとにかく正しく調理されていないとダメ、と。う〜んグルメ・・・(←死語(爆))

等々、いろんなお話が聞けたんすけど、そんななか、一際印象に残ったのが、
『レスキューポリスシリーズ名物、メット脱ぎシーンの撮り方』の秘密(笑)
そう、あの、『事件が終わってヘッドを外した○○(←隼人でも拳でも竜馬でも、お好きなキャラの名前をどうぞ)、上気した顔と飛び散る汗がもう最高!!』なシーンのことっす(^o^)。

あれ、テレビで見ると本当に脱いでいるように見えるんすけど、実際に撮る時は、前から見て顔とヘッドが重なるように、顔の前でヘッド部分を持ってスタンバってて、「アクション!」(←かどうかは知らないけど)の掛け声と同時に素早くヘッドを横にやり、「プハァ・・・」(←分かるっすよね?(^_^;)・・とやるんだそうで(←う゛・・分かってくださいます??>ALL)、ななんと、それを実際に目の前でやって見せてくれたんすよね〜〜!!
ああもう、めっちゃ感激っす〜〜!!
言い忘れてたんすけど、影丸さんは今回、御自身のキャップをお客さんにプレゼントしてくださる、ってんで早いうちに脱いでらしたんで、かっこよさもこれまたひとしおだったり。
ああ・・本当〜に来てよかった・・・、としみじみ思うσ(^^)なんでした。

◆ 質問アラカルト

って、何のことはない、恒例の質問コーナーなんすけど。
今回は大きなお友達オンリーということで、ひょっとしてめちゃくちゃマニアックな質問が出るんじゃ・・・!?という、一抹の不安に反し、どれもツボを突いた、大人相手のトークショーならではのものでした(^_^)
その中から覚えているものをいくつか簡単に。

どの役が思い入れが深いか

影丸さん的には、自分の中で役に対するランク付けはないそう。ただ、シンジョウの時は、SRED当時と違って自分も成長したし、(ウルトラという)プレッシャーもあって、なにかと背負うものが大きかったとか。またカジ参謀の時も、お客に飽きられないようにいろいろと考えたそう。そしてその話から発展して
「(キャラクター如何にかかわらず)見ている人をいい意味で裏切っていきたいと考えているんです」とも。
いつも仰ってることですよね(^_^)。どうかこれからもどんどん裏切り続けていってください!!(←ここマジ(^_^))

円谷プロで役者さんのオーディションに立ち会ったことは?また印象深い人は??

平成セブンとネオスの2回立ち会ったそう。その中で、セブンの時に来た、少なくとも自分よりは年上に見える女性が一番インパクトが強かったそうで。
パツ金で、どっかのクラブで歌を歌ってる?というその人、何か特技をと言われて、おもむろに前をはだけだし(爆)、「ヘソで笑います!!」と腹筋をキュッ。
「オ・・オレにはできねぇ・・・!!」としみじみ思ったとか(爆)

あとはご存じネオスの時の猛虎さん(笑)
雑誌等に本人が語っている通り、オーディションの日を1日間違えてやってきて、しかもめっちゃ緊張していたらしく、「ウルトラを見ずして育った最近の17歳と犯罪の関係」(←詳しくはネオスのロフトレポ参照(^o^))を早口でまくし立てたそうで。(猛虎さん、緊張するとよくしゃべる体質らしいっす)

司会者  「そういう人をよく採用しましたね」
影丸さん 「魔が差したんでしょう・・・」(爆)

さすが影丸さん・・・いつものノリ炸裂っす(^_^)

エクシードラフトの他の2人の印象は?

守くん(as耕作)は一番年上なんで、自分がしっかりしなきゃ!という感じだったそう。また気が優しく(弱く)て友達思いなんで、現場で(監督さんから)注意されると、すぐ自分のことじゃ・・??と思ってしまうところもあったとか。
対して伊織くん(as拳)は一番若いこともあって、よく注意もされたそう。で、真面目なんでそれをまんま受けてしまってその場では、かなり落ち込むんだけど、反面若いから場面が変わるとすぐ浮上するんだとか(←「若いっていいよね」と仰ってました(^_^))
もちろんみんなとても仲が良かったそうで、これは別の時に話が出たんすけど、今も年に一回ぐらいは会っているそうです。
「会う・・っていっても、改まってじゃなくて、どうしてる?・・じゃ、飲もうか。」みたいな感じ、と影丸さん。むろんすかさず、「すぐ『飲む』になるんですね。」と突っ込まれてましたが(笑)

もし自分が正義のチーム(笑)に入ったら、どの役職がいいか?

いろいろ考えてらしたんすけど、結局答は
「やっぱ自分も前に出たいタイプだから(←SRED当時のことを踏まえつつ)、現場がいいかな」とのこと。

銃を構える時など、撮影時左利きで苦労したことは??

「お箸を右で持つのは大変だけど、普段銃は持たないんで(←すかさずツッコミ有(^o^)。対して「モデルガンとか趣味で持つ人もいるから・・・」と真面目に答える影丸さん。ギャグ言ったんじゃなかったのね・・(笑))、別に大変じゃなかった」そう。左右どちらで持っても変わらないとか。おしなべて、そんなに苦労はしなかった(していない)そうです。

隊服の着心地は??

これは一長一短あるみたいで。
例えばGUTSの隊服は革でやたら暑いけど、あまり気をつかわなくていいし、着続けると身体に馴染んでくる。
対してHEARTのは着ごこちはさらっとしてるけど、それだけ薄い分撮影には気をつかう。
とのことっす。

円谷プロに入ったきっかけは??

影丸さんは17、8歳当時円谷プロの近所に住んでいたこともあり、夜よく飲み屋で円谷プロの人と一緒になって仲良くなったそう(←もち突っ込まれてました(笑))。で、その時小劇団でお芝居をやっていたんで、そんな話をすると、「じゃあ、うちにそういう部署(芸能部)があるから紹介してあげる」と誘われたんだとか。
で、そうするうちにSREDのオーディションを受けることになったけど、当日は舞台が入ってたんで、順番を早くして下さいと頼んであったにもかかわらず、手違いで遅くなっていて、結局受けられないで帰ったそう。で、このままでは申し訳ない・・というので、向こうが2回目をセットしてくれたんだけど、行ってみると順番ががラストになってて、「これは絶対落ちる(た)な。」と思ったそうで。それが受かって、今回にいたる・・・とのことっす(^_^)。

たいっちょうぅ〜〜!(拳風に)

さてさて、この辺りで質問タイムも終了し、残すはなんとプレゼント大会(笑)。影丸さんご愛用のキャップとサングラスが1名の方に当たる・・!!ってんで、会場もヒートアップ、客席と影丸さんの間でジャンケンをして、見事勝ち抜いた超幸運な方にそれぞれの品が。
ちなみに・・・私が2度とも1回目で負けたことは言うまでもないっす・・・しくしく(T_T)


あと、当時の小物等、お客さんが持ち込んだもの(←隊長の夏服ジャンバーナイス!!)も身につけての、SRED隼人風撮影タイムとか・・・それはもう、至れり尽くせりのイベント。
司会の方の進行もお上手で、ホント大満足なトークショーでした。



影丸さんテレカ・サイン入り(^_^)


でもって。
一旦客席に挨拶して舞台袖に消えた影丸さん、そしてその後は、ということで。
これから怒濤のサイン会、いつものように1人1人に笑顔でサイン&握手に応じる影丸さん・・・毎度ながらお疲れさまっす。特に今回は、ガードラーを持参する人あり、ポーズを取る人ありで、待っている間も特別目の保養ができました(^_^)。
ちなみに。
むろん私もサインしてもらいました。ものは特製テレカとネオスのDVD。
はぁ〜〜〜・・・しやわせ〜〜〜!!(爆)



最後に。
「今日はどうもありがとうございました。こんな、純粋な特撮ファンの方々といろいろお話をすることができて、本当に嬉しかったです。」と仰った影丸さんへ。

こちらこそ、貴重なお話を聞くことができて感激です。どうもありがとうございました!!


というところでこれにて今回のレポは終了。いつもながらしょぼくて申し訳ないっす(;^_^A アセアセ…
ではでは、最後まで読んでいただいてどうもありがとうございましたm(__)m


イベントで撮った写真のHPへの掲載については、円谷プロ様より使用許可を頂いております。
この場を借りまして、心からお礼申し上げます。
なお、写真の転載・使用は一切禁止です。
守って下さいね。

(C)TSUBURAYA PROD.


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