■　キャラクター名

母里太兵衛（もりたへえ→作品中ではもうり）


■　作品名

鉄火大名／東映（１９６０年）


■　主なキャスト

後藤又兵衛（市川右太衛門）
黒田三左衛門（山形勲）


■　人となり（笑）

筑前黒田家の家臣で、天下の名槍・日本号の所有者である。

以前戦に出て底なし沼に足を取られた折、側にいた豪快すぎる（笑）親友・後藤又兵衛に助けを求めたところ、今手に持つその日本号を譲れば助けると言われ、無論絶対に嫌だと言い張ったため、あわや見殺しにされかかるが（爆）、頭まで沈んでしまっても、槍だけは手放さなかった根性の持ち主（笑）で、結局又兵衛に助けられるものの、どう見ても槍惜しさに引き上げてくれた感が否めないのだった（爆）

だが、ようやく陸に上がった途端、全身くまなく泥だらけののまま（爆）互いの行為を笑い合うほどに、彼とは信頼関係を築いており、諸大名が駿府城に呼ばれた際、家康に媚びへつらう彼らの態度が気に入らない又兵衛が、わざとその御前で無茶をやった（笑）のに加え、彼の失脚を企む家老・黒田三左衛門の画策によって、主君長政候の不興を買う結果になると、とりあえず黒田家を出奔するようにとアドバイスする。
その後又兵衛討伐隊の一員に命ぜられるが、勿論真剣に討つつもりはなかったので、ちんたらちんたら追いかけていくのだった（笑）

しかし又兵衛が三左衛門を討ち果たした後、ついに彼と出会うこととなり、当初それと知らずに槍を交えたが、相手が又兵衛と分かった途端、包囲網の手薄な場所を彼に教え、家来達と共にそこを突破して、そのまま大阪城に入るようにと伝える。
そして自らの日本号を彼に手渡し、反対に彼が家康からせしめた名槍、神州号を譲り受けて、次に顔を合わせた時こそは、きっと手加減なぞせずに、敵味方として心ゆくまで斗おうと誓うのだった。

なお余談だが、沼に落ちた時の焦りまくった様子がめちゃくちゃらぶり〜(*^。^*)だったと共に、そこはかとなくデジャブを感じたような気がしないでもない（笑）


■　一言(^^ゞ

泥だらけシーンはマジ必見（笑）
顔中真っ黒けなんやもん・・・（←まあ御大相手だし（笑））
あと、やっぱり焦り口調に旦那ズテイストが入ってる(^o^)