■　キャラクター名

不破主水（ふわもんど）


■　作品名

豪快千両槍／ニュー東映（１９６１年）


■　主なキャスト

源之助（里見浩太朗）
鈴江（北沢典子）
千代春（鳳八千代）
三次（花房錦一）


■　人となり（笑）

まんま見かけ通りの（笑）豪放磊落な浪人。
見事な槍の腕前を持ち、深川に道場も構えているものの、稽古の際に手加減を加えないので、入門者が長続きした試しがなく(^◇^;)、ついに１人の弟子もいなくなっても一向に意に介さずに（笑）、代わりに川端で家鴨を飼い、その卵を、自分を先生と慕う気のいい若者・三次に売らせて生活の足しにしている。
だが所詮は微々たる収入にしかならないため、実際は自分にぞっこんの芸者・千代春に、ほぼ全ての面倒を見てもらっているのだった（爆）

しかしある時、橋上で馬を暴走させた若衆姿の若い武家娘・鈴江に注意したことから、彼女の恋人で無頼の旗本集団・鍔鳴り組の頭領でもある、将軍吉宗の次男・源之助と対立、あわや一触即発のところで、身体を張った千代春によってその場は納まったが、後日たまたま鈴江を助けたところ、再び源之助の誤解を受け、ついには取っ組み合いの大喧嘩になる。
だが、その一件をきっかけに彼に気に入られ、その招きを受けて江戸城に参上、稀代の名槍・日本号を賜った上、将軍家の求めに応じて、その御前で神道無辺流槍術の奥義を披露した。

更に、源之助と自藩の姫との婚姻話にこと寄せて、お家を我が物にせんと企む尾張藩江戸家老、飯尾右京・弥平太親子の不正を暴き、その元に出向いて２人を成敗、すぐさま自身の道場に駆け戻って（←この時の生足に萌え〜(*^｡^*)）、家老配下に襲撃されていた源之助に助勢、目の覚めるような見事な槍捌きで、全ての悪の根を絶ったのだった。

なお余談だが、家鴨の飼育は主水自身で行っており、「毎日顔を合わせていると、情が移って可愛くなる」と話していることから、かなり熱心に世話をしていることが伺える（笑）
（←・・ていうか、実は単に暇を持て余しているだけだったり・・（爆））
また、千代春に対しては、一見世話を焼かれるのに任せている風であるものの、不意に婚姻を仄めかす発言をすることもあり、その天衣無縫さ故に、常に女心の上を行くが（笑）、きっといずれは正式に夫婦になるつもりなのであろう・・・と思いたい(*^｡^*)


■　一言(^^ゞ

近衛さん十八番キャラのひとつ「豪快な浪人」（爆）
源之助との取っ組み合いは長回しで気合い入りまくり（←監督は倉田準二氏）
１カ所だけセリフのイントネーションが関西弁（←源之助「来い！！」に対する「よし行くわ」（笑））なのが好き(^o^)
↑↑「思わずそうなった」っぽいところに萌え〜〜(*^。^*)
あ・・あと、自在に泳ぎ回る家鴨たちも可愛い（笑）