■　キャラクター名

伊太八（いたはち）


■　作品名

りんどう鴉／松竹（１９５７年）


■　主なキャスト

りんどうの政（高田浩吉）
お玉（雪代敬子）
がんりきの為五郎（柳永二郎）


■　人となり（笑）

二足草鞋の悪親分、がんりきの為五郎の子分・・というより単なるパシリ(^◇^;)
元は大和国高取で馬喰をしていたが、ふとしたことで人を傷つけ、相手が死んだと勘違いして、女房と子どもを残して故郷を離れ、行き倒れ同然のところを彼に拾われる。

めちゃめちゃ気弱（笑）な上、根が心優しく善人そのもので、故にヤクザ家業が肌に合う筈がなく、借金を取り立てに行った家で、兄貴分達が脅しをかけている最中、ひとり外にしゃがみこんで、篭で飼われている鶏に青菜を食べさせていた（爆）

また、はるばる自分を訪ねてやってきたものの、たまたま旅籠で隣の部屋だった、優男の旅鴉（笑）・りんどうの政をおびき寄せる為に為五郎に捕まり、土蔵に入れられてしまった女房・お玉を見て、放してくれるよう彼に頼むが、無論叶えられる筈もなく、やっとの思いで格子窓ごしに再会、その際の会話は、一緒に捕まった流れ芸者も思わず羨むほど、お互いに対する思いやりに溢れていた。

だが、為五郎が馬市の売り上げを奪って、その罪を政に擦り付けた顛末を知っており、それを女房と子どもが泊まっていた旅籠の女将に話しそうになったため、己の悪事が露見するのを恐れた彼に人を使って誘き出され、雇われた凄腕浪人に斬られてしまう(^◇^;)
直後、政に連れられた息子達吉がその場にやって来るが、既に事切れており、あれだけ願った我が子との対面は、ついぞ叶うことはなかったのだった(T-T)

以上、あまりにもあっさり死亡しすぎの感もあるのだが（爆）、ちゃんと墓もあり（爆）、肉親に心底悲しんでもらってもいたので、まぁとりあえずは良し・・としたい・・(;^_^A アセアセ…


■　一言(^^ゞ

こういう気弱一辺倒（笑）な役柄って珍しいと思う。
でもって、親分に何か言われる度におどおどしてるのに萌え〜〜！！（=●＾0＾●=）
やっぱ色んなタイプのキャラが見られるのは嬉しい(*^。^*)