■　キャラクター名

秋山要助（あきやまようすけ）


■　作品名

八州遊侠伝　白鷺三味線　・　八州遊侠伝　源太あばれ笠
／松竹（１９５５年）


■　主なキャスト

大岡源太郎（高田浩吉）
お町（島崎雪子）
大月忠馬（加藤嘉）


■　人となり（笑）

目つきも鋭い凄腕の浪人。
元は江戸の有名道場にいたが、素行が悪くて破門になる（笑）
商家の娘お町に３年越しで想いを寄せるが、ストレートすぎて(^◇^;)ちょいとストーカーっぽくなってしまい（爆）、めちゃくちゃ毛嫌いされても何のその(^◇^;)、全く意に介さないどころか、結婚する気満々なのだった（笑）

ところが、道場時代のライバルだった大身旗本の息子で優男の（笑）大岡源太郎が、お互いの三味線の取り違えが縁で、あろうことかお町と相思相愛になってしまったので、以後は剣の遺恨に恋の遺恨も重なって、何とか彼を討ち果たさんと執念を燃やすようになる。

折も折、叔父の知行地での悪事を探るよう命ぜられた源太郎が、町人に身をやつして旅に出、お町もその後を追ったので、自身もまたその後を追うが、源太郎が探る相手が、土地の悪親分・飯岡の助五郎と結託した道場時代の知り合い、八州取締役・大月忠馬だったため、彼の正体を忠馬に教えてその屋敷に身を寄せ、ほどなく機会を得て源太郎と峠の一騎打ちに臨むものの、後一歩のところで足を踏み外して崖から転落してしまうのだった(^◇^;)

だが不屈の闘志でもって（←多分・・(^◇^;)）無傷で生還（爆）、源太郎をおびき出す為にお町が捕らえられたのを幸い、彼女を無理矢理牢から出して（笑）自分の部屋に軟禁、念願の疑似夫婦生活をはじめることに（爆）

が・・・
以前旅の途中の彼女に対し、思いあまって強引にコトに及ぼうとしたことがあったものの（←お町の身を案じて追ってきた店の使用人達に邪魔されて未遂（爆））、晴れて居を共にするようになってからは、いざとなれば簪で喉を突くと言われたこともあって、絶対に無体なことはせず、ただひたすら自分の側にいて欲しいと願い、偶然拾った彼女の三味線を本人だと思って慰めてきた（←何をどう・・かは不明（爆）いや、心を、だとは思うけど、別にそれ以外でも全然お・・バキッ!!(-_-)＝○（)゜O゜）アウッ!）などという切ない告白をしてもなお、彼女が自分に靡くことはなく、それどころかろくに食事も睡眠も取らず、笑うことも忘れて日に日に窶れていく始末。

そして、そんな彼女の様子に心底心を痛めつつ、なおも、どうすればいいのかは分かっている・・けどそれだけはどうしてもできない、したくない、と散々葛藤していた時（←もうこの辺マジ切なすぎなんで(T-T)必見！！(T-T)）、源太郎に伝言を頼まれた下っ端ヤクザがお町に会い、必ず江戸に連れ帰ってみせる、という彼の言葉を伝えているのを偶然目撃、しかもその後、やけに彼女がうきうきしだして(^◇^;)初めて笑顔を見せ、おまけに今までずっと手酌だったのに、熱燗つけてお酌しましょうか？などと言い出したもので、とうとう一大決心をして「俺がお前を想う心に嘘偽りはなかった」、と彼女に伝え「その笑顔見たさに」源太郎の元に連れて行くのだった。

しかし、この時点ではまだ完全に諦めきっていなかったと思われるのだが(^◇^;)、その後程なくして、知りすぎた自分を消しにかかった忠馬の手先と応戦している最中に、危険を承知でお町が尋ねてきて、同様に忠馬達に襲われている源太郎を助けて欲しいと、あれだけ嫌っていた己に懇願するに及んでようやく完全に吹っ切れ、目の覚めるような鮮やかな立ち回りで目下の敵を倒した後は、あわや銃口の餌食にならんとしていた源太郎の元に駆けつけて共に戦い（←て・・実はほとんど源太郎の下手くそな殺陣ばっかりなんやけど(^◇^;)まあ主役は立てなあかんし・・(;^_^A アセアセ…）、やがて万事が解決した後は、２人の門出を祝って、居酒屋で心からの祝杯を挙げるのだった。

最後になったが（笑）、不器用な愛し方しかできず、スマートでソフトな意思表示とも無縁故、特にお町のような若い娘には誤解されがちな性格ではあるものの(^◇^;)、惚れた相手はとことん大切にしてくれるタイプだと思うので、いずれ彼女以上の女性を見つけて幸せになって欲しいと思う。


■　一言(^^ゞ

戦後における近衛さんの、実質的剣戟スターカムバック作、と位置づけられているそう。
キャラ設定良し、殺陣良しで、とにかくめっちゃ見応えありだと思う(*^。^*)